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国際非開削技術協会(ISTT)とは?

ISTT

1.国際非開削技術協会(ISTT)とは?

国際非開削技術協会(ISTT)は、非開削技術の推進を目的として設立された国際的な技術協会です。 ロンドンに本部を置き、世界各地にある28の非開削技術協会が加盟しています。
1986年に設立され、設立当時から毎年、国際会議及び展示会を開催しています。

2. No-Dig(非開削技術)国際会議及び展示会

世界の主要都市で毎年開催されている非開削技術に関する最大級のイベントとなっています。これまでも日本からも多くの論文が投稿・発表されております。JSTTでは、積極的に会員様の論文発表をサポートし、特に若い技術者の方々の国際経験の育成に力を入れております。また、日本からの出展手続きもサポートし、海外経験の少ない企業会員様でも手軽に海外出展できるよう支援しております。

最近の国際会議

         
年度 開催国 開催都市
2015 トルコ イスタンブール
2016 中国 北京
2017 アメリカ ワシントン
2018 南アフリカ ケープタウン
2019 イタリア フィレンツェ
2022 フィンランド ヘルシンキ
2023 メキシコ メキシコシティ(予定)
2024 アラブ首長国連邦 ドバイ(予定)
2025 カナダ バンクーバー(予定)

3. 国際非開削技術(ISTT)の表彰制度(NO-DIG AWARD)

国際非開削技術境界では、普及・発展に著しい貢献のあった技術者・団体を表彰する制度(国際非開削技術協会賞:No-Dig Award)を設けており、日本の受賞者も複数に上っております。

国際非開削技術協会賞(No-Dig Award)日本受賞者

年度 受賞者 受賞技術名
1987年 三和機材(株) エンビライナー工法の開発
1990年 日本電信電話(株) エースモール工法の開発
1993年 ケコム協会 ケコム工法の開発
1994年 機動建設工業(株) センプラカーブ推進工法の開発
1995年 東京ガス(株)、(株)イセキ開発工機、川崎重工(株)、日本鋼管(株) カンセンモール工法の開発
1996年 自動測量研究会 ミクロ工法の開発
2007年 島田准教授(九州大学) 泥水式推進工法を使ったトンネル掘削工法の研究
2012年 ヤスダエンジニアリング(株) ミリングモール工法(推進)
2013年 (株)アルファシビルエンジニアリング ボックス推進工法
2016年 (株)イセキ開発工機 パイプルーフ工法(引戻し再投入)

最近の表彰区分は及び評価のポイントは次の通りです。

表彰区分

  1. 学術的調査、研究
  2. 非開削技術を使った特徴あるプロジェクト
  3. 新しいマシーン、ツール、材料、システムの開発
  4. 学生または若い専門職(大学に在学中か、または学術的な仕事に従事している方)の研究開発

評価ポイント

  1. 世界規模での非開削技術の発展に貢献したもの
  2. 環境対策、社会的コスト削減に効果を発揮したもの
  3. 技術的に新規性のあるもの
  4. 経済性、適用性の高いもの
  5. メディア、発注者など社会的にインパクトのあるもの

4. 国際非開削技術協会賞への応募案内及び申し込み

国際非開削技術協会賞(No-Dig Award)への、応募案内及び応募申込は、適宜会員一斉送信にてご連絡いたします。