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【当協会副会長が講演します!】ISTT主催 第11回ウェビナー開催のご案内

平素より、日本非開削技術協会の活動にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、国際非開削技術協会(ISTT)主催の第11回ウェビナー開催のご案内を申し上げます。

今回は、ISTTの初代フェローとして認定されました、九州大学 大学院工学研究院 島田英樹教授がご講演されます!

島田教授のプレゼンテーションを英語で聴講できる貴重な機会となりますので是非ご検討ください。
今回も日本時間の開始は遅くなりますが、金曜日に開催されますので翌日をあまり気にせずに聴講できる方も多いかと思います。

 

1.演題:矩形推進工法による地盤挙動について

概要:矩形推進は円形推進と比べると、より大きな有効面積が確保できるため、矩形の推進は地下空間の掘削に適用できる可能性が高い。しかしながら、矩形推進時の地盤反力、推進力および土被りの状態などを施工前に把握する必要がある。本ウェビナーでは、今後需要が拡大することが予測される矩形推進工法の周辺地盤への影響について検討するために、3次元有限要素法を用い、同じ利用断面を持つ4種類の異なる矩形管の縦横比についてまずケーススタディを行った結果について解説を行う。
また、矩形推進工法に関する積算を行うためには、推進力算定式の構築が必要であるが、これまで一般的に用いられている矩形推進の予測式は存在しない。このため、周辺地盤の挙動を考慮した矩形推進工法の推進力算定式を構築するために、矩形管周辺の摩擦力評価を行うとともに、接触状態を評価するための管と周辺地盤の接触比λを定義し、修正摩擦力予測式に導入することで矩形推進の推進力を予測できることを紹介する。

島田英樹教授のご紹介:九州大学 大学院工学研究院 地球資源システム工学部門 教授。100本を超える論文を発表しており、Web of Scienceが収集した47の論文の被引用レポートによると、平均h指数は10、被引用回数は292である。また、2冊の本を出版しており、20以上の科学論文が主要な国際ジャーナルと世界のトップカンファレンスに掲載された。2007年および2013年には、国際非開削技術協会No-Digアワード(学術部門)を受賞した。現在、日本非開削技術協会の副会長を務めている。

2.講演者:九州大学 大学院工学研究院 島田英樹教授

3.日時 :2021年12月10日(金) 日本時間23時00分~(1時間程度)

4.参加費:無料(JSTT会員に限る)

5.申込方法:以下URLよりお申込みください
https://www.istt.com/index/webapp-registrant-form/id.13