インドSTTセミナーの内容について(要約)

 

開催日時:平成18117

講師  :Mr.Niranjan Swarup

場所  :推進協会会議室

参加者 :17

題名  :“Trenchless Business Opportunities in Indiaインドでのビジネスチャンスについて

 

主旨

 

昨年の12月にインドのシン首相が“ジャワハルラル都市再生計画”を発表。60都市を対象に3兆円規模の予算を割くことを決定した。この計画の二大目的は、安全な飲料水の確保と下水道設備の普及である。Niranjan氏はこの目的を達成するには非開削技術が不可欠であると主張した。しかしそのためには、非開削技術の知識がある人材がほとんどいない→プランを立てられない、また、材料やマシンが圧倒的に不足している、などの問題があって、この都市計画の実行はこのままだと、従来の開削工法によって行なわれることになるのではないかと危惧している。

 

そこでNiranjan氏は非開削技術の採用をインドで進めるためには下記のようなことが必要だと考えている。

 

1.プラン作成の経験を豊富に持ち、なおかつ高い技術力を持つ人間と提携する。

2.技術者のトレーニングを行う。

3.機器を調達するためのネットワークを作る。

4.問題が起きた時の調停機関の強化を図る。これについては、すでにSIAC(国際仲裁裁判所)の出張機関がデリーにある)

 

このうち日本には、特にNo.1とNo.2の協力をお願いしたいとしている。更に、インドSTTの会員とジョイントカンパニーを作り、インドでの共同作業を行いたいとしている。

 

まとめ

彼曰く、今のインドは非開削技術の採用においてジャンクション(連結部)にいるとしている。今、外国からの技術支援がなければ、計画されているプロジェクトは従来どおりの開削で行われるだろうと述べていた。インドで早急に非開削を適用するには、自力での発展を待っているだけでは間に合わないと言う。日本のJBICが多額の投資をしているプロジェクトで、なぜ日本企業が参加しないのかという言葉を彼は何度も口にした。彼の誘いに答える日本企業がどれだけいるか、今後見守りたい。

以上